試行錯誤でサクッとGO!GO!
まず私がしなくちゃいけないこと。
深呼吸して考える。
うん、やっぱりそうだ。
「まずはイライラしないこと。」
「大丈夫、コイツの生命力は図太い。つまり第二は小龍をの生命力を信じること!」
新しい病院は、すぐ近所にあるところへ変えてみた。そこは女医さん二人でやっているところで、盲目の猫を飼っていた。
事情を話すと新しいお医者さんは親身になって相談に乗ってくれた。ひとまず安心。
小龍はといえば、度胸があるのかただの天然ボケなのか、診察台の上でごろごろ腹を見せてじゃれている。
「うーん、とくに背骨は傷ついてないね。」
の言葉に驚く私。
「え?でも、脊椎損傷って前の先生は言っていたし、それに、つい先日検査でレントゲンをまた取ったんですけど、何番目かの背骨がつぶれてしまってるって・・・」
「いいえ。背骨はきれいなものよー。骨の中で神経が傷ついちゃってるのかしらね。それとも自然に骨折が治ったかな?」
よ、よくわからないけど、そういうものなんですか?
まあでも、とにかく小龍の脚がもう戻らないということだけはここでも確実とされました。別にそれはわかっていたことなんでね。かまわないんですが。
「テーピングは良くないわねえ。骨が変形しちゃうから・・・。ほら、もうこの、足首の部分、テーピングされた方向に向かってゆがんでるでしょ」
問題はその言葉だった。
指摘されるまで気づかない飼い主もどうかと思うが、毎日テーピングしないと背骨がますますずれて、全身動かなくなるかもしれない、と言われていたのだ。全身が動かなくなったのはまさに私のほうだよ!とほほー、あきれ返って見動き取れません。
「そのお医者さんはなんでまたそんなこと言ったのかしらねえ」
女医さん二人は苦笑して、おしっこ臭いテーピングをきれいに取ってくれた。
「おしっこも、きちんと定期的にふいてあげれば、だらだら流すことはないと思うから大丈夫よ。それから、これ以上ひどくなることも良くなることもないから、自由に遊ばせて上げて大丈夫。体を動かすことで状態が悪くなることはまず、ないから」
わー!マジですか!!
小躍りどころか万歳三唱の私。
毎日病院に通院しなくても言い!
毎日テーピングさせることもない!
自由に遊ばせてもいい!
その三つがクリアされただけで、かなり負担が解消された!
私の負担はもちろん、小龍の負担も軽くなる!
本当にね。このころのことを振りかえって思うのは、飼い主が負担を感じすぎるとそれがペットのストレスになる!ということ。
あのころは私にとっても全てが初めての事ばかり。
一緒に生きていく、ということ、小龍を長生きさせることばかりに意識がいっちゃって、楽しくゆっくり、安心して生活することをすっかり忘れてたよ。
そして、わずか数日の間に、小龍は再びわたしに「おやちゅ!」をねだる以前の小龍にもどっていたのでした。
深呼吸して考える。
うん、やっぱりそうだ。
「まずはイライラしないこと。」
「大丈夫、コイツの生命力は図太い。つまり第二は小龍をの生命力を信じること!」
新しい病院は、すぐ近所にあるところへ変えてみた。そこは女医さん二人でやっているところで、盲目の猫を飼っていた。
事情を話すと新しいお医者さんは親身になって相談に乗ってくれた。ひとまず安心。
小龍はといえば、度胸があるのかただの天然ボケなのか、診察台の上でごろごろ腹を見せてじゃれている。
「うーん、とくに背骨は傷ついてないね。」
の言葉に驚く私。
「え?でも、脊椎損傷って前の先生は言っていたし、それに、つい先日検査でレントゲンをまた取ったんですけど、何番目かの背骨がつぶれてしまってるって・・・」
「いいえ。背骨はきれいなものよー。骨の中で神経が傷ついちゃってるのかしらね。それとも自然に骨折が治ったかな?」
よ、よくわからないけど、そういうものなんですか?
まあでも、とにかく小龍の脚がもう戻らないということだけはここでも確実とされました。別にそれはわかっていたことなんでね。かまわないんですが。
「テーピングは良くないわねえ。骨が変形しちゃうから・・・。ほら、もうこの、足首の部分、テーピングされた方向に向かってゆがんでるでしょ」
問題はその言葉だった。
指摘されるまで気づかない飼い主もどうかと思うが、毎日テーピングしないと背骨がますますずれて、全身動かなくなるかもしれない、と言われていたのだ。全身が動かなくなったのはまさに私のほうだよ!とほほー、あきれ返って見動き取れません。
「そのお医者さんはなんでまたそんなこと言ったのかしらねえ」
女医さん二人は苦笑して、おしっこ臭いテーピングをきれいに取ってくれた。
「おしっこも、きちんと定期的にふいてあげれば、だらだら流すことはないと思うから大丈夫よ。それから、これ以上ひどくなることも良くなることもないから、自由に遊ばせて上げて大丈夫。体を動かすことで状態が悪くなることはまず、ないから」
わー!マジですか!!
小躍りどころか万歳三唱の私。
毎日病院に通院しなくても言い!
毎日テーピングさせることもない!
自由に遊ばせてもいい!
その三つがクリアされただけで、かなり負担が解消された!
私の負担はもちろん、小龍の負担も軽くなる!
本当にね。このころのことを振りかえって思うのは、飼い主が負担を感じすぎるとそれがペットのストレスになる!ということ。
あのころは私にとっても全てが初めての事ばかり。
一緒に生きていく、ということ、小龍を長生きさせることばかりに意識がいっちゃって、楽しくゆっくり、安心して生活することをすっかり忘れてたよ。
そして、わずか数日の間に、小龍は再びわたしに「おやちゅ!」をねだる以前の小龍にもどっていたのでした。